アストレシンBの発毛効果

用語

この聞き慣れない「アストレシン」という物質に発毛効果があるらしいのです。果たして本当に薄毛やAGAに効果があるのか調べてみました。

アストレシンBの発毛効果

2011年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校と米退役軍人省の研究チームにより、ストレス関連ホルモンを阻害する「アストレシンB」という化合物に、頭髪を再生してくれる可能性を期待できる研究結果が発表されました

研究チームは、ストレスホルモンの一種、副腎皮質刺激ホルモン放出因子を大量に生産するよう遺伝子を組み換えたマウスを使って実験を行っていました。これらのマウスは慢性ストレス状態となり、背中の毛が全部抜け落ちているものでした。

実験の内容は、副腎皮質刺激ホルモン放出因子阻害薬が消化器系の機能に及ぼす影響を調べるというもので、米カリフォルニア州のソーク研究所が開発したアストレシンBをこれらのマウスに注入するものでした。

実験を開始してから何ら効果は現れなかったので、5日間同じ実験を続けた時点で終了し、使用したマウスを毛の生えた普通のマウスのいるケージに戻しました。

実験が終了してから3か月後、再び実験で使用するためマウスの元に戻った研究者らは驚きました、どのマウスも毛が再生してふさふさしていたので、もはや遺伝子組み換えマウスを識別することができなかったからです

研究チームは、毛のないマウスにミノキシジルだけを投与する実験を行ったが、毛の再生具合は人間の場合同様に、アストレシンBほど劇的ではありませんでした。

これによってアストレシンBと呼ばれるこの物質が、薄毛治療で使用されるミノキシジルよりも発毛効果があることが、マウス実験によって判明したとされます。

なお、マウスで実験を重ねても、アストレシンBに毒性は確認されませんでした。臨床試験を5年以内に実施できる可能性があると研究チームは発表しています。

この研究結果が発表されてから9年が過ぎましたが、このアストレシンBが配合された育毛薬が一般的に認知されてはいないようです

アストレシンB配合の育毛薬

この「アストレシンB」が配合された育毛薬がありましたので、ご紹介したいと思います。商品名は「スペクトラルF7 アストレシンB トピカル ソリューション」というものです。

スペクトラルF7 アストレシンB トピカルソリューションは、最新のバイオテクノジーとコスメティック商品における最先端のペプチド成分を結合して作られています。

ストレスホルモンにより薄毛が進行していくことは知られていますね。高品質、高純度にデザインされたアストレシンBは、33のアミノ酸から生成された複合ペプチドで、ストレスホルモンをブロックしてくれる作用を持っています

加えて、プロへアリンβ4と銅ペプチドにより、既存の使用育毛剤の効果を高める働きがあります。また、ナノサム技術により頭皮への吸収力も抜群になっています。

使用方法としては、初期の薄毛の場合ですと、1回10スプレーを1日2回(朝と夜)してからマッサージを行ってください。

他の育毛剤と併用する場合は、1日1回(朝あるいは夜)ご使用ください。その際は連続して使用するのではなく、他の育毛剤と少なくとも10分間以上の間隔を空けてからご使用ください。

この商品は販売店によっては、販売中止のところもあれば、まだ販売しているところもあります。ただ、販売しているのは「オオサカ堂」や「ベストケンコー」とは違って、聞いた事のないサイト名ばかりでした

この記事をご覧になって、どう感じたでしょうか?個人的な意見を申し上げますと、アストレシンBはストレス軽減という働きがあるのはご説明した通りです。

そして、ストレスによる脱毛と我々が悩んでいる薄毛やAGAは、根本的に原因も違えば治療方法も違います。壮年性脱毛症と言われる薄毛やAGAに効果がある治療薬は、日本皮膚科学会が発表したガイドラインに記載されています。


画像引用元:https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

ご覧のように、外用薬であれば「ミノキシジル」のみ。内服薬であれば「フィナステリド」と「デュタステリド」だけが強く勧めるとなっています

このブログのトップページでは、日本皮膚科学会が勧めている「ミノキシジル」「フィナステリド」「デュタステリド」が配合されている育毛薬をご紹介していますので、興味を持たれた方は下のリンクボタンからどうぞ。

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