一般的な薄毛やAGAの治療に使われる内服薬の成分としては、「フィナステリド」や「デュタステリド」などが有名で、外用薬ではリアップに代表される「ミノキシジル」が有名ですね。
ところが円形脱毛症となると、経験している人も周囲にはなかなか存在していないと思います。そんな円形脱毛症に塩化カプロニウムが効果的だというので色々と調べてみました。
塩化カプロニウムとは
一般名としては「塩化カプロニウム」や「カプロニウム塩化物」と言われ、脱毛防止や発毛促進といった効果のある育毛薬に使われています。その効果として謳われているのが
などになります。円形脱毛症だけではなく、女性を悩ませるびまん性脱毛症だったり、男性の天敵ともいえるAGAにまで効果があるというオールマイティーな成分ですね。
塩化カプロニウムの効果
塩化カプロニウムには塗った場所の血行をよくする局所血管拡張効果と、機能低下状態にある毛母細胞の活動性を高める発毛促進効果によって脱毛症を効果的に改善します。 また、髪が完全に成長する前に抜けてしまう脱毛の予防にも使われます。
塩化カプロニウムが配合されている外用薬を1日2〜3回適量を髪の薄くなった部分に塗ってマッサージしてください。びまん性脱毛症であれば髪全体にアロビックスを振りかけて軽くマッサージするようにしましょう。
塩化カプロニウムの市販薬
塩化カプロニウムが配合されている育毛薬で市販されているものとしては「カロヤン」「アロビックス外用液5%」「フロジン」などがあります。
カロヤン
カロヤンシリーズには「カロヤンプログレEXO」「カロヤンプログレEXD」「NFカロヤンガッシュ」「NFカロヤンアポジカZ」「カロヤンS」といったラインナップになります。
カロヤンは、医師に処方してもらう「医療用医薬品」ではなく、薬局やドラッグストアなどで自分で選んで買える「要指導医薬品」と「一般用医薬品」と言われるOTC医薬品です。
なので、OTC医薬品としては最高濃度の塩化カプロニウムが2%配合されています。手軽に購入できるのですが、次にご紹介する「アロビックス外用液」とは塩化カプロニウムの濃度が倍以上違っています。
アロビックス外用液
アロビックス外用液は徳島県徳島市に本社を構える長生堂製薬株式会社という企業が製造販売しています。この長生堂製薬株式会社の創業は1894年ですから126年も続く歴史の長い企業です。
アロビックス外用液には溶液1ml中に塩化カプロニウムが50㎎入っていて、添加物としては「エタノール」「pH調整剤」「黄色4号」「青色1号」「香料」などが入っています。
この「黄色4号」「青色1号」は着色料だったり、コーティング剤として含まれているので怪しい成分などではありません(笑)
アロビックス外用液はフロジンのジェネリック医薬品です。効果は変わりませんが値段がフロジンに比べると安くなっているので購入者としては嬉しいですね。
フロジンやアロビックス外用液は、医療機関向けに円形脱毛症などの治療薬として処方されているので、皮膚科やクリニック等を受診しないと入手することはできません。
ですが、オオサカ堂といった個人輸入代行業者を利用することで、普通の通販と変わらず気軽に購入することができます。アロビックス外用液については詳しい記事を別に用意していますので、下のリンクボタンからご覧ください。
フロジン
フロジン外用液5%は東京に本社を置く「第一三共株式会社」が製造販売しています。第一三共株式会社といえば鎮痛剤として有名なロキソニンも製造販売していて有名ですね。
フロジン外用液はアロビックス外用液と同様に、血行をよくする局所血管拡張効果と、機能低下状態にある毛母細胞の活動性を高める発毛促進効果によって脱毛症を改善してくれます。
ただ、先発品ですので値段も高いですし、通販でも取扱っていませんので選択する必要性は感じません。皮膚科やクリニックだと処方してもらえるとは思います。
円形脱毛症には塩化カプロニウムが効く
日本皮膚科学会では円形脱毛症診療ガイドラインを作成しています。病気が始まってからの期間と脱毛している広さによって治療法を決めていきます。
円形脱毛症が始まったばかりで小範囲しか脱毛していない場合は、ステロイドや塩化カルプロニウムなどの外用療法やグリチルリチン、セファランチンの内服療法で様子をみていきます。
画像引用元:https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AA_GL2017.pdf
ご覧のように日本皮膚科学会が勧めているのは「ステロイド局所注射療法」「局所免疫法」「ステロイド外用療法」となっています。
ステロイド局所注射療法とは、炎症や免疫機能を抑える効果のあるステロイドを、脱毛している部分に注射で注入する治療法です。ただ、痛みを伴うことと、副作用として注射したところが凹んでしまうことが稀に起こるようです。
局所免疫療法は皮膚の表面にSADBEという物質を塗って、人工的にかぶれを起こすことで、これらのT細胞を皮ふ表面に呼び寄せ、毛根の破壊を食い止めるとされています。
ステロイド外用療法は、炎症や免疫機能を抑える効果のあるステロイドを軟膏などの塗り薬を使って円形脱毛症の治療を行います。一般的な治療法として多くの皮膚科で採用されており、国内で豊富な治療実績があります。
この他にもC1:「行ってもよい」は沢山ありますが、上記の3つの治療方法と同様にほとんんどの治療方法が皮膚科やクリニックを受診してから行うものです。
その中で唯一、通販で購入できて自分で治療を行えるというのが「塩化カプロニウム」を使った円形脱毛症の治療になります。
では、塩化カプロニウムが配合されていて、通販で購入できる「アロビックス外用液」の最安値をご紹介したいと思います。
塩化カプロニウムの最安値
アロビックス外用液の気になる値段なんですが、1本30mlで最安値は2,078円で最高値は2,700円でした。この値段はネット上で運営している医薬品の販売店を14件調べたの中での値段です。
14件調査してアロビックス外用液を取扱っていたのは、たった3件だけでした。それでは一覧でご覧ください。
ベストケンコー 取扱いなし
あんしん通販マート 取扱いなし
ネット総合病院 取扱いなし
メデマート 2,700円
お悩み宅急便 取扱いなし
くすりぴあ 取扱いなし
お薬ラボ 取扱いなし
ちょびひげ薬局 取扱いなし
お薬ボックス 取扱いなし
くすりの宅配便 取扱いなし
薬の通販オンライン 取扱いなし
ユニドラ 取扱いなし
お薬ナビ 2,370円
このようにアロビックス外用液を最安値で販売しているのは、オオサカ堂ということがお分かりいただけたと思います。ご購入を希望される方は下のリンクボタンからどうぞ。
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